2011年2月21日月曜日

Twitter Timeline of m_takehira (12月6日〜2月17日)

随分溜まったツイートの記録です。保存ミスして途中で数日分抜けていますが悪しからず。TLで見逃したつぶやきも見つかるかも?です。

Mon, Dec 06

  • 22:58 昔この場所に越してきたときは、夜なんかは静かだった。今と昔の違いは爆音バイクがべらぼうに増えたこと。(ほぼ全てが騒音増強エキゾーストを付けてる)そして緊急自動車ってヤツがサイレンだけでなく、終始大音量マイクでガナリ立てながら走るようになったこと。ひどい世の中になったものだ。
  • 22:51 うちの前の道路で夜間工事をしてる。かなりうるさいのだが、ふと気づいたことがある。四六時中通る救急車の騒音が聞こえてこないのだ。あ〜ちゃんと工事箇所を避けるルートを使うのですね。あと爆音バイクもあまり通らない。う〜んこれなら超静音作業機を使って毎日工事してくれないかなぁ。

2011年2月8日火曜日

「寒い」を科学する ハンドウォーマー(Hand warmer)

前回「防寒の仕組み」記事に使った写真に白金カイロが写っていたのを見つけた人がいて、「白金カイロの話があるのかと思ったのに」とおっしゃるので、少し紹介することにした。私がカイロを使うのは、手のひらや指先の感覚を温存するため。いつもポケットの中にカイロを忍ばせて、手を暖かく保つようにしています。
モータージャーナリストという職業柄、ステアリング感覚の評価は大切なのですが、冬場は試乗車の撮影待ちなどしているうちによく手が冷えてしまうのです。寒さに晒されると人体は末梢の血流を低下させて放熱を防ぐ仕組みなのですが、手先への血流が減少するということは感覚器への酸素供給も減ることを意味します。それによって指先の感覚器は機能が低下してしまうのです。

2011年2月4日金曜日

クルマは長〜く乗る時代だから(Pre & post luber)


愛車を長く乗り続けるのに大切なのは、もちろんメンテナンスだ。点検を怠らず、不具合は早めに対処するのが肝心。しかしそれでも経時劣化からは逃れられない。とりわけエンジンの経時劣化はやっかいだ。それは内燃機関の宿命である摩耗が避けられないから。
Pre & Post Luber
そこでクルマを長く使う上でとても役立つプリ&ポストルーバーを紹介したい。プリルーバーは文字どおり「エンジン始動に先だって」各部にオイル(油圧)を送る装置だ。ポストルーバーは主にターボエンジンのためのもので、「エンジン停止後にも」暫くの間ターボのベアリング油圧を保持するもの。

2011年2月3日木曜日

「寒い」を科学する 防寒の仕組み

基礎編では伝導・対流・放射という3要素を取り上げた。熱の正体がどんなものか?熱はどのように伝わるのか?というイメージが湧いたところで、次は寒さを防ぐ断熱の仕組みと、防寒には何が重要なのかという話だ。これは冬のアウトドアで使うウエアを選ぶ上で、とても大切な知識。
断熱とは熱の移動ペースを下げること
ダウンジャケット
前回書いたように、熱は温度差がなくなるまで移動を止めないので、冬の外気と体温の差を考えれば、何も対策をしなければ体温の低下は避けられない。ただし人間は生命活動という熱源を持っているので、効果的な断熱策を講じて熱の移動ペースを下げてやれば、体の表面は一定温度に保温できる。これには熱伝導率の低い衣料を着用するのが一番。さらに、接しているもの同士の温度差が小さいと熱の移動ペースが低下するので、レイアード(重ね着)で複数の層を作るのも有効。

2011年2月2日水曜日

「寒い」を科学する 基礎編

寒い日が続きますが、皆さんは「なぜ寒いんだろう?」と考えたことありますか。もちろん寒いと感じるのは体温が奪われていくから。つまり熱が体から外へと移動していくということです。凍てつく冬にアウトドア活動を楽しむ粋人なら、この熱の移動の仕組みを思い出すと、色々と防寒策を考えるのに役立つと思います。
熱は温度の高い側から低い側へと移動を続ける
まずは基本のおさらい。熱は温度差のあるものが接しているとき、両方の温度が同じになるまで、温度の高い方から低い方へと流れ続けます。だから気温が体温より低ければ、体の熱は外に運ばれ続けるわけです。そしてその熱の移動には伝導・対流・放射という3つのパターンがあります。