2011年6月23日木曜日

知っておくと便利な小ネタ


エコバッグもちょっとした工夫で自転車仕様になるぞ!

実は今日MTBで近所に出掛けた。私は「MTBは山で乗るもの」派なのだが、でもたまに思いついて買い物の足に使ったりする。そういうとき困るのが、買い物した荷物をどうするか?ということ。
MTBにはキャリアもカゴも付いてはいないから、買い物なら空のデイパックを背負うのが定石だけど、空のデイパックってのは何か間が抜けてるような気がして好きではない。そこで普段から使ってる、小さく折りたたんでポケットに収まる買い物袋(今風に言うとエコバッグ)を使う方法を考えた。
そのエコバッグって、いざ使おうと思って中にものを詰めてしまうと、全くMTBと相性が悪い。(もともと手提げ用にできてるから仕方ないけど)ハンドルバーに引っ掛けるとグラグラして具合が悪いし、かといって持ち手を肩に掛けてショルダーバッグ風に使っても、MTBの前傾姿勢だと、ブラリと体の前に落ちてきて邪魔だ。なにせ足がバッグに当たってまともにペダリングできない。

使うのはパラコード、Sビナ、ボールヒッチの3点
そこでEDC(Every day carry)としていつも持ち歩いてる小物を使って、ソリューションを考えてみた。EDCの中から使うのはパラコード(5mm径の細引き紐)、NiteIze製のSビナ、ボールヒッチ(タープに使うアクセサリー)の3点。これを使って何をするかというと、肩から提げたエコバッグに「振れ止め」の簡易スリングを追加するのだ。
やり方は簡単、百聞は一見にしかずなので写真を見て欲しい。ちょうどワンショルダー式のデイパックに装着するスタビライザースリングみたいなものを造るわけだ。パラコードで繋ぐのは肩に提げたエコバッグの一方の持ち手の付け根と、バッグの底の片側。
スタビ効果はなかなか優秀で、パラコードを軽く締め付ければ、乗車中肩から提げたエコバッグは前方にぶら下がってこない。当然ペダリングの邪魔にもならない。
こうすれば持ち運びも簡単
 今回使った小物の中であまり世間で見かけないもの、ボールヒッチ(またはボールソケット)について少し補足しておこう。これはタープを張る際に、布の端にあるグロメット以外の場所にガイラインを繋ぐためのもの。例えば雨天でタープに雨水が溜まるようなとき、布の真ん中にボールヒッチを付けてガイラインを追加、木の上などから引っ張るようにラインを貼れば、水たまり問題は解消できる。
ボールヒッチは、だるま型(大小ふたつのループが繋がっている)に成形された鉄線とゴムボール(大きなループはくぐるが、小さなループは通らないというサイズ)の組み合わせ。布の内側にボールを入れ、布を被せた状態で大ループを通しておいて小ループの方にスライドさせると、生地のどの部分にでもラインを繋ぐヒッチポイントが造れるわけだ。
これはグロメットの無いエマージェンシー・ブランケットなどにラインを繋ぐのにとても便利なので、小生はアウトドア用EDCキットに含めている。ちなみにここで使った小物を用意しておけば、大きな袋を即席ナップザックにしたりも出来る。


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