とても重宝するポウチ（Maxpedition RollyPoly）

レスキューに使う道具って、持って歩くと重いですよね。手頃なアンカーポイントにスナッチブロックをかけようと思えば、シャックル1～2個とスナッチブロックを手に持って、ツリートランクプロテクターをたすき掛けにして、もう一方の手でワイヤー（シンセティックロープ）を引っ張っていかなくちゃならない。これは厄介だ。両手が塞がってちゃ、急勾配を登ったり藪こぎしたりしてアンカーポイントまで辿り着くのは大変だ。

それを解消してくれるのが、ここで紹介するRollyPolyだ。これは元々はシューティングレンジで射撃を楽しむ人が、ピストルやライフルのマガジン（特に空になった使用済みマガジン）を入れておくためのポウチ（ダンプポウチという）として造られたモノ。

ベルトなどに装着して使うポウチなのだが、気が利いてるのは、使わないときには折り畳んでクルクル巻いておくとコンパクトになるところ。丈夫なコーデュラナイロン製で撥水コーティングされた素材なので、重い物や泥で汚れた物を入れるのに適している。内側外側とも汚れたらじゃぶじゃぶ洗えるし、袋の底には水や砂が排出されるよう小穴が開いている。

コンパクトに畳めるので、ベルトに装着したまま運転しても邪魔にならない。いざ出番となったら、ポウチを展開して、ツールボックスから必要な物を詰め込めばいいわけだ。ここで紹介しているのは多分一番オフロード向きだと思えるMサイズのRollyPoly で、スナッチブロックとシャックル数個を入れることができる。

ツリートランクプロテクターとケーブルはどうするのかって？そうでしたね。私の場合はツリートランクは（大抵３ｍなので）両端どうしをカラビナで繋ぎ、2重巻きにして肩からたすき掛けです。ケーブルはそのカラビナに繋いで引っ張って行きます。こうすると、両手が自由になるので、4駆（両手両足駆動！）も使えるので、足元の悪いアンカーポイントへのアプローチも苦になりません。

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